最近スノーボードの板をパクられたというツイートをよく見るようになりました。
スノボの板はメーカーにもよりますが高価なものが多いので、メルカリなどフリマサイトでの転売目的で盗む奴が増えているようです。(盗み目的でゲレンデに来る複数人の窃盗団もいるようです。)
頑張って貯金したお金で買ったマイボードをパクられるとショックが大きいですよね。
何より楽しみにしていたスノボが台無しになり楽しくなくなります。
だから絶対にボードをパクられないように、自分自身でしっかり防犯対策をする必要があります。
今回はスノボ歴20年の私が、スノボの板をパクられないようにする防犯対策を紹介いたします。
少しでも盗難対策の参考になれば嬉しいです。
スノボの板、ボードをパクられるのを防ぐ盗難対策7つ
スノボの板をパクられないようにする為の究極の対策は、ずっとゲレンデでスノボをして板から離れないことですが、どうしてもトイレやご飯休憩で板から離れることがありますよね。
また、ゲレンデ以外にも宿泊施設の乾燥室でパクられたという人も多いようです。
では盗難対策にはどんなものがあるのか。
盗難対策には、
そもそも盗難されないようにする為の対策と、もしも盗難された時の為の対策の2種類があります。
それぞれ解説していきます。
盗難されないようにする対策
休憩は山の上でする
よく盗難が発生するのは駐車場から近いゲレンデ下部です。
盗難者はゲレンデの中腹部や山頂に置いてある板をパクろうとすると、板を履いているのに別の板を手に持って滑るという不自然な状態になります。
また、リフト券を買わないと登れないので、盗難目的の為だけにゲレンデに来ている盗難者からは盗まれる可能性を下げることができます。
盗難者の安価な板とすり替えられるという場合もあるようですが、駐車場近くの下部ゲレンデに板を置いているより盗まれるリスクはかなり下がります。
休憩やトイレで板から離れる際には、できるだけゲレンデの中腹部や山頂のレストランに入ることがおすすめです。
MAMORIOを使う
MAMORIOは世界最小・最薄クラスの紛失防止タグです。
自分のスマホとBluetooth通信しており、MAMORIOをつけたものから離れすぎるとスマホにMAMORIOからのアラート通知が届きます。
また、スマホのアプリからMAMORIOの位置を特定したり移動履歴の確認もできるので、盗まれた後に位置を特定できる可能性もあります。
本来は財布やカバンにつけておく為の紛失防止タグですが、非常に薄くて丈夫なので、スノーボードの板に貼っておくことで盗難対策になります。
MAMORIOの形状は様々ありますが、ボードに貼る場合はカード型かシール型が最適。
ボードの見た目がダサくなるので、MAMORIOの上から自分の好きなステッカーなどを貼りカモフラージュしておくのがおすすめです。
カラーはブラックとホワイトの二種類です。
シール型
カード型
詳しい機能や使い方は公式ページをご確認ください。
ケーブルロック(キーチェーン)を使う
シンプルですが、やはりケーブルロックを使う方法が盗難対策には有効です。
しかし下記写真のような細いワイヤーロックだと、ニッパーなどの小型の刃物で一瞬で切られてしまうので、自転車やバイク用の太いケーブルロックをおすすめします。
ワイヤーを切ってまで盗難する奴がいるのかと思うかもしれませんが、実際にワイヤーを切られて盗難されたという被害者も多数存在します。
盗難目的で来ている常習犯はあたりまえのようにニッパーなどの刃物を持っており、ワイヤーロックをしている人の方が油断しているのでむしろ盗難しやすいという考えもあるようです。
少し重いかもしれませんが、ボードにケーブルロックをする場合はできるだけ太く切れにくいものを使用することをおすすめします。
私が使用しているケーブルロックは下記のものです。
パスワードによるロックなので鍵を持つ必要がなく、頑丈で軽いのでおすすめです。
ステッカーをたくさん貼っておく
マイボードにステッカーをたくさん貼っておくと、
自分の板がオリジナリティのある唯一無二の板になります。
転売ヤーが盗んだ板をメルカリなどに出品する場合、ステッカーが貼ってあると元の所有者にバレる可能性があるため必ずステッカーは剥がされます。
たくさんステッカーが貼られている板は剥がすのが大変なため、転売ヤーが嫌がり盗まれるリスクが下がります。
板を見える位置に置いておく
レストランなどで休憩する場合は、
板をできるだけ見えやすい位置に置いておくのも盗難対策として有効です。
レストランの窓から見える位置に置いておけば、ご飯を食べながらも板を見張ることが可能です。
もしも盗難された時の為の対策
もしボードがパクられた場合、ボードはまず戻ってこないと考えておきましょう。
ですが少しでもボードが戻ってくる可能性を上げるための対策もあります。
シリアル番号を控えておく
スノボの板には必ずシリアル番号(製造番号)が書いてあります。
同じ番号のシリアル番号は絶対に存在しないので、番号を控えておくと転売されていた時などに確認することができ、盗難の証拠にもなります。
監視カメラの前に置いておく
監視カメラがあるゲレンデやレストランも多いので、ボードから離れる際には監視カメラの監視範囲にボードを置いてから休憩するのも有効です。
ボードをパクられた後にはなりますが、警察が監視カメラの映像を確認してくれれば犯人を特定できる可能性があります。
盗まれた時の対応
すぐに警察を呼ぶ
ボードの盗難は犯罪です。盗難者は窃盗罪で逮捕されます。
もし自分のボードがパクられたとわかったらすぐに警察を呼び被害届を出しましょう。
ただし被害額10万前後の窃盗事件に警察が本気で動くことはありません。
(事情聴取をされるだけの場合がほとんどとのこと。)
だからこそ、絶対にパクられないように自分で対策することが重要です。
SNSで拡散する
ボードをパクられたらTwitterなどのSNSで拡散してみるのも有効です。
#拡散希望、#スノボ盗難などのハッシュタグをつけてTwitterへ投稿すると、それを見た人がリツイートで拡散してくれるかもしれません。
有名なスノボ系のインフルエンサー達にお願いするのもいいかもしれません。
拡散したからといってボードが戻ってくる確率は変わらないかもしれませんが、何もしないよりはマシだと思います。
モンスタークリフに登録する
モンスタークリフは、中古のスキー・スノーボードやビンディングなどのギアを探したり、買い取ってもらえるサイト(業者)です。
モンスタークリフでは盗難情報をデータベースで管理しており、ギアの種類やブランド、モデル名、サイズ、シリアル番号を登録しておくと、モンスタークリフに該当の中古ギアが流れた時にヒットします。
自分のボードがパクられた際は、とりあえずモンスタークリフにギア情報を登録しておきましょう。
ボードをパクられるとショックが大きい
スノボのボードは数万円以上、高価なものは10万円以上です。
学生の場合はアルバイトでコツコツ貯金したお金で、やっとの思いで時間をかけて選んでマイボードを購入している場合もある。
また、友人や彼氏・彼女からのプレゼントで貰ったボードかもしれないし、板を選ぶワクワクやゲレンデで滑った思い出も詰まっているものなのでお金だけの問題でもない。
そんなマイボードを盗まれたらせっかくの楽しいスノーボードが台無しになってしまうし、スノボが嫌いになって辞めてしまうかもしれません。
僕はスノボが好きでもっとスノボの良さを知ってもらいたいし、スノーボードのプレイヤーが増えて欲しいと思ってるので、転売目的でボードを盗むのは辞めて欲しいです。
まとめ
本当はボードの盗難なんて気にしないでスノボを楽しみたいですが、盗難目的の奴が増えているのも事実なので、マイボードを絶対に盗まれないように盗難対策が重要。
全ての対策を同時にするのは難しいと思うので、何か一つでも対策しておくだけでも盗まれるリスクはかなり下がります。
みなさん休憩の際は盗難対策を十分とり、マイボードを盗まれないようにスノボライフを楽しんでください(^ ^)
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