通勤手当の不正受給とは、自分の住所を偽って定期代や交通費を会社から多く貰うことですが、結論から言うと、通勤手当の不正受給は絶対に会社にバレません。
私も以前の会社で実際に約4年間、この不正受給をしていましたが一度もバレることはありませんでした。
しかし実際に不正受給をしていて感じましたが、バレる可能性やリスクがあるのも事実。
今回は、実際の体験談を交えながらバレない方法や注意点を解説していきたいと思います。
通勤手当の不正受給とは
通勤手当の不正受給とは、自宅から会社(職場)までの交通費を不正に受け取ることを指しますが、不正受給には様々なパターンがあります。
例えば、住民票を実家に残したまま会社に申告せずに職場の近くに引越し、実際の交通費よりも多くの通勤手当を受け取るパターンや、自宅から職場までの通勤を電車やバスなどの公共交通機関を利用しての通勤だと会社に申告しながら、実際は自転車などの交通費が発生しない手段で通勤するパターン、通勤経路を偽って手当を多めに受け取っているパターンなど、いろいろありますよね。
- 私が実際に不正受給していたパターン
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私の場合、実家から通勤しているということで会社に申請し、通勤手当を実家から会社までの分を受給していたましたが、実際には会社から2駅の場所に住んでおり、通勤手当を多く受給していました。
実家から会社までの定期代は月2万円ほどでしたが、実際は月4,000円。
差額の16,000円が給料額にプラスされていることになります。
不正受給には様々なパターンがありますが、
今回は私が実際に経験していた住所を偽るパターンをベースで解説します。
他のパターンでも基本的に対策や注意点は同じです。
バレない方法
不正受給をしてもバレない方法とリスクについて解説します。
住民票を移さない
会社の近くに引っ越したとしても、住所を移していなければ会社にバレることはありません。
会社に提出している身分証や住民票に記載されている住所だけが会社側が知る住所になるので、実際に住んでいる住所は会社側が確かめる方法がないからです。
住民票を移してしまった場合は、年末調整や何か書類を提出した際にバレる可能性があります。
会社の同僚には絶対に言わない
不正受給がバレるリスクとして同僚からの密告があります。
自分がどんなに仲が良いと思っている同僚であっても、相手の本心はどう思っているかわからないので密告される可能性もあります。
また、信頼できる同僚であっても、その同僚が他の人につい話してしまったりして社内に話が広がっていく可能性もあります。
ただ、密告されたとしても住所を偽っている証拠がないので問題ないとは思いますが、リスクを減らすためにも同僚には言わないようにするのがベストです。
できれば会社の同僚と同じ通勤経路上に引っ越さない
不正受給がバレるリスクとして、会社の同僚に通勤途中で見られたり、乗降車する駅が違うのを疑われる可能性もあります。
できれば会社の同僚が多く使う路線や、通勤経路上には住まないほうが良いでしょう。
また、会社の同僚の近くに住んでしまっても見られる可能性が高くなります。
しかし社内の全員と違う路線で通勤するのは難しいですし、同僚がどこに住んでいるのかを全員把握するのも難しいので最低でも自分の所属する部署内や、多く話す機会がある人の分だけは把握したほうが良いです。
入社したばかりではこれらの情報はわからないので、最初の1ヶ月くらいは調査してから会社の近くに引っ越したほうが良いかもしれません。
ただこれらのリスクについても特に気にする必要はありませんでした。そもそも同僚に見られたり疑われたりしたことがありませんでしたし、見られたとしても「習い事や用事」「友達の家に行っていた」などで言い逃れができます。
不正受給するメリット

リスクを抱えてまで不正受給するメリットを解説します。
お金が増える
通勤手当は6ヶ月分まとめて支給される場合が多いと思います。
そして通勤手当は非課税(社会保険料はかかる)なので、この定期代がまるまる手取りとなり数万~数十万円が給料と一緒に振り込まれます。
ちょっとしたボーナスに相当するので、額によってはかなり生活が楽になるのではないでしょうか。
時間が増える
会社の近くに住むことで、自分が自由に使える時間が増えます。
1日で往復1時間の差が出ただけでも、月で約20時間の時間が増えたことになります。
この時間で自己研鑽やリフレッシュに時間を使えることがかなりメリットだと思います。
個人的には不正受給をするかは置いといて、会社の近くに住んだほうが良いと思います。
通勤時間はかなり無駄な時間ですし、満員電車も辛いですよね。
毎日の通勤時間を自分の自己研鑽やリフレッシュ時間に費やすほうが、はるかに生産性が上がり、将来のためになります。
デメリット
僕が感じたデメリットとしては、会社からの書類や、クレジットカードの書類などが住民票を置いてある住所に届くということです。会社から書類などが送付されることがあったのですが、そのたびに僕の場合は実家まで取りに行き、かなり面倒でした。
また、「もしバレたらどうしよう」という心の不安を抱えて生活をするということになります。僕の場合はバレても転職すればいいだけという考えだったので特に気になりませんでしたが、人によってはストレスに感じるかもしれません。
バレた場合
もし会社にバレた場合は、会社によって何かしらの懲戒処分があると思います。
最悪の場合、懲戒解雇される可能性もあるので注意しましょう。
僕の会社の場合でも、就業規則に「不正に交通費を受給していた場合は懲戒処分とする」とはっきりと記載されていました。
まとめ

通勤手当の不正受給はあきらかに会社のルールを破っているので、バレる可能性が低いとはいえ、絶対におすすめはできません。
リスクを受け入れた上で、それでも自分の手取りを増やしたいと思った人や、いつでも転職できる力があり、もしバレても問題ないと考えられる人については、通勤手当を不正受給することにより、手取りを多く受けとることが可能かもしれません。
※不正受給は自己責任でお願いいたします。
以上、この記事が少しでも誰かの役に立てれば嬉しいです(^^)
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