LGの31.5インチ4Kモニターを購入しようか検討しているけど、LGは種類が多くてどれを選べばいいか迷いますよね。
31.5インチ(32インチ)モニターは一般的なモニターに比べると大型ディスプレイに分類され、ディスプレイの作業スペースが広いので作業効率アップ、生産性向上にも繋がります。
LG以外にも様々な企業やメーカー製の4Kモニターもありますが、ディスプレイ性能に関してはLGが頭一つ抜けており、使用目的や用途に合わせたラインナップがとにかく豊富。
見た目もスタイリッシュなので、メーカーに特にこだわりがないのであればLGがおすすめです。
そこで今回は、LGの31.5インチ4Kモニターの性能を徹底比較し、おすすめのモニターを紹介いたします。31.5インチの4Kモニターを探している人の参考になれは嬉しいです(^ ^)
31.5インチ4Kモニターを比較するポイント
4Kモニターを比較するポイントは以下の通り。
- 解像度・インチ数
- 価格
- パネルタイプ
- 入出力端子の種類・ポート数
まず31.5インチの4Kモニターの場合、解像度は3840×2160となります。
そのため、価格は主にパネルタイプや入出力端子の種類・ポート数によって変わります。
パネルタイプは主に一般的なVAパネルと視野角の広いIPSパネルに分類されます。
IPSパネルの方が高価になり、さらにHDR(Hi Dynamic Range)対応かどうかによっても変わります。
入出力端子の種類・ポート数については、基本的にポートの種類や数が多いほど高価となりますが、USB-TypeC対応かどうかで価格は大きく変わります。
USB Type-C対応に限定して4Kモニターをお探しの人は以下の記事をご覧ください。
おすすめのLG31.5インチ4Kモニター
LGのモニターはとにかく種類が豊富で名前が似ているものが多いため、購入する際には間違えないように注意が必要です。
32UN550-WAJP
大画面だからさまざまな用途が快適に。31.5インチ 4Kモニター
32UN550-WAJPは平面の31.5インチ4Kモニターです。
入力ポートはHDMIポートが2つ、Displayポートが1つだけのシンプルで最低限のポートのみが搭載されており、USB-TypeCやUSB3.0は非対応です。
31.5インチの4Kモニターとしては非常に安価なため、特に外部機器を接続しない人、モニター出力はHDMIで十分という人におすすめなモニターです。
32UN550-WAJPの基本スペック
価格 | 43,500円 〜 49,800円 |
モニタータイプ | 平面 |
モニターサイズ | 31.5インチ |
解像度 | 3840×2160 |
表示色 | 約10.7億色 |
応答時間(ms) | 4ms(GTS) |
リフレッシュレート | 56-61Hz(FreeSync:40-60Hz) |
入出力端子 | HDMI ×2、 DisplayPort ×1、 ヘッドホン出力 ×1 |
スピーカー内蔵 | あり (5W+5W) |
モニターアーム対応 | 対応 |
32UN500-W
32UN500-Wは先ほど紹介した32UN550-WAJPと性能や機能はほぼ同じです。
ただし32UN500-WはAmazon限定販売のため、Amazonでのみ購入可能となっています。
また、32UN550-WAJPとの細かな違いとして32UN500-Wはスタンドの高さ調節機能がないですが、その分価格は少し安価になります。
32UN500-Wの基本スペック
価格 | 37,500円 〜 59,800円 |
モニタータイプ | 平面 |
モニターサイズ | 31.5インチ |
解像度 | 3840×2160 |
表示色 | 約10.7億色 |
応答時間(ms) | 4ms(GTS) |
リフレッシュレート | 56-61Hz(FreeSync:40-60Hz) |
入出力端子 | HDMI ×2、 DisplayPort ×1、 ヘッドホン出力 ×1 |
スピーカー内蔵 | あり (5W+5W) |
モニターアーム対応 | 対応 |
見た目や性能が32UN550-WAJPとほぼ同じなので、スタンドの高さ調節機能が必要のない人は価格の安価な32UN500-Wがおすすめです。
楽天でも販売されている場合もありますが、価格が割高になっています。
32UN650-W
32UN650-WはIPSパネルを採用した平面ディスプレイです。
同じ4KモニターでもIPSパネルは通常のパネルよりも視野角が広いので、どの角度からでも映像を綺麗に見ることができます。
32UN650-Wの入力ポートもHDMIポートが2つ、Displayポートが1つだけの最低限のポートのみの搭載となっております。
IPSパネル搭載のため、幅広い角度から綺麗な映像を見たい人におすすめのモニターです。
32UN650-Wの基本スペック
価格 | 58,000円 〜 63,800円 |
モニタータイプ | 平面 |
パネル・タイプ | IPSパネル |
モニターサイズ | 31.5インチ |
解像度 | 3840×2160 |
表示色 | 約10.7億色 |
応答時間(ms) | 5ms(GTS) |
リフレッシュレート | 56-61Hz(FreeSync:40-60Hz) |
入出力端子 | HDMI ×2、 DisplayPort ×1、 ヘッドホン出力 ×1 |
スピーカー内蔵 | あり (5W+5W) |
モニターアーム対応 | 対応 |
32UP550-W
大画面が快適な作業空間と迫力のある高精細映像を演出 31.5インチ 4Kモニター
32UP550-WはUSB-TypeC対応の平面ディスプレイです。
USB-TypeC対応のモニターはケーブル1本で映像入力、データ転送、給電が同時に可能なので、MacBookや他ノートPCの映像を出力させたい時に配線をスッキリさせることができます。
32UP550-Wの基本スペック
価格 | 49,980円 〜 58,800円 |
モニタータイプ | 平面 |
モニターサイズ | 31.5インチ |
解像度 | 3840×2160 |
表示色 | 約10.7億色 |
応答時間(ms) | 4ms(GTS) |
リフレッシュレート | 56-61Hz(FreeSync:40-60Hz) |
入出力端子 | USB Type-C ×1、USB3.0 ×2、HDMI ×2、 DisplayPort ×1、 ヘッドホン出力 ×1 |
スピーカー内蔵 | あり (5W+5W MaxxAudio®) |
モニターアーム対応 | 対応 |
タイプ-C対応の割には価格もお手頃なので、MacBookなどのノートPCをモニターにUSB出力したい人におすすめのモニター。
使用用途は主にWeb閲覧や動画視聴、ブログ作成、エクセルワードなどのビジネス用など、幅広く使用可能です。
32UN880-B
画面の位置を自在に調整できるアームスタンド採用31.5インチ4Kモニター
32UN880-Bは標準でモニターアームが搭載されているIPSパネル採用のモニターです。
モニターアームはモニターの位置や高さ、角度を自由自在に変えることができるのがメリットです。
またモニターのスタンドがない為、デスク上が非常にスッキリし広々と快適に作業ができます。
関連記事:モニターアームとは何のためにあるのか、メリットや注意点を解説
さらにIPSパネル採用なので視野角が広くUSB Type-Cにも対応しているので、様々な角度から映像を見たり、モニターを動かすことが多い人におすすめです。
32UN880-Bの基本スペック
価格 | 79,800円 〜 88,800円 |
モニタータイプ | 平面 |
パネル・タイプ | IPSパネル |
モニターサイズ | 31.5インチ |
解像度 | 3840×2160 |
表示色 | 約10.7億色 |
応答時間(ms) | 5ms(GTS) |
リフレッシュレート | 56-61Hz(FreeSync:40-60Hz) |
入出力端子 | USB Type-C ×1、USB3.0(ダウンストリーム) ×2、USB(アップストリーム) ×1、 HDMI ×2、 DisplayPort ×1、 ヘッドホン出力 ×1 |
スピーカー内蔵 | あり (5W+5W) |
モニターアーム対応 | 対応 (標準で付属) |
32UQ750-W
4K@144Hz対応 31.5インチモニター
32UQ750-Wは144Hzの高リフレッシュレート対応の31.5インチ4Kゲーミングモニターです。
一般的な4Kモニターの2.4倍となる毎秒144回コマの表示が可能なため、
高解像度+高リフレッシュレートでゲームを楽しみたい人におすすめです。
32UQ750-Wの基本スペック
価格 | 74,800円 〜 84,800円 |
モニタータイプ | 平面 |
モニターサイズ | 31.5インチ |
パネルタイプ | VA |
解像度 | 3840×2160 |
表示色 | 約10.7億色 |
応答時間(ms) | 4ms(GTG) |
リフレッシュレート | 48-144Hz |
入出力端子 | USB Type-C ×1、 HDMI ×2、 DisplayPort ×1、USB3.0 ×2、 ヘッドホン出力 ×1 |
スピーカー内蔵 | あり (5W+5W) |
モニターアーム対応 | 対応 |
32UL750-W
DisplayHDR™600対応 映像技術満載の31.5インチ大画面4Kモデル
32UL750-WはDisplayHDR™600対応のモニターです。
HDR(Hi Dynamic Range)は映像の明るさの幅を広げて人間の目で見たような自然な表現を目指した技術のことで、通常のモニターよりもはるかに多くの色を表示でき4K本来の映像を映し出すことが可能です。
DisplayHDR™600対応のうえUSB-TypeCにも対応している為、比較的価格は高価となっております。
32UL750-Wの基本スペック
価格 | 99,800円 〜 126,800円 |
モニタータイプ | 平面 |
モニターサイズ | 31.5インチ |
解像度 | 3840×2160 |
表示色 | 約10.7億色 |
応答時間(ms) | 4ms(GTS) |
リフレッシュレート | 60Hz(FreeSync:40-60Hz) |
入出力端子 | USB Type-C ×1、USB3.0(ダウンストリーム) ×2、USB(アップストリーム) ×1、 HDMI ×2、 DisplayPort ×1、 ヘッドホン出力 ×1 |
スピーカー内蔵 | あり (5W+5W) |
モニターアーム対応 | 対応 |
価格は少し高価ですが、映画やゲームをよりリアルで高繊細な映像で見たい人におすすめなモニターです。
32SQ730S-W (32SQ780S-W)
仕事も遊びもこの1台、31.5インチ4K SMART Monitor
32SQ730S-WはwebOSを搭載した4Kモニターです。
モニターにLANポートが搭載されており、PCと接続しなくてもモニター単体でNetflixやYoutubeなどの動画配信サービスを見ることが可能です。
スマホアプリやLGのマジックリモコンからも操作でき、音声操作も可能です。
PCと接続しなくてもサクッと動画が見れるのは便利ですね。
モニターアーム標準搭載の32SQ780S-Wというモデルもありますが、性能や機能は32SQ730S-Wと同じです。
32SQ730S-W(32SQ780S-W)の基本スペック
価格 | 未発売 |
モニタータイプ | 平面 |
モニターサイズ | 31.5インチ |
パネルタイプ | VA |
解像度 | 3840×2160 |
表示色 | 約10.7億色 |
応答時間(ms) | 5ms(GTG) |
リフレッシュレート | 24-60Hz |
入出力端子 | USB Type-C ×1、LAN(RJ45) ×1、HDMI ×2、USB2.0 ×3 |
スピーカー内蔵 | あり (5W+5W) |
モニターアーム対応 | 対応 |
32UQ850-W
コントラスト比2000:1 31.5インチ4K Nano IPS Blackディスプレイ
32UQ850-WはNano IPS Blackという技術が採用された、
映像専門家特化の高繊細4Kディスプレイです。
色の純度を高めるNano IPSに黒を強化した「Nano IPS Black」が採用されたことにより、黒の表現力を高め、コントラスト比が2000:1に向上。
より暗部階調の再現性が高まることで、4Kの映像をさらに自然に表現されます。
映像表現にこだわる映像専門家などのプロ向けの4Kモニターになります。
32UQ850-Wの基本スペック
価格 | 27UQ850-W : 75,800 〜 84,800円 32UQ850-W : 98,800円 〜 103,470円 |
モニタータイプ | 平面 |
モニターサイズ | 31.5インチ |
パネルタイプ | Nano IPS Black |
解像度 | 3840×2160 |
表示色 | 約10.7億色 |
応答時間(ms) | 5ms(GTG) |
リフレッシュレート | 50-60Hz |
入出力端子 | USB Type-C ×1、 HDMI ×2、 DisplayPort ×1、USB3.0 ×2、 ヘッドホン出力 ×1 |
スピーカー内蔵 | あり (5W+5W) |
モニターアーム対応 | 対応 |
32UL950-W
Nano IPSとHDRでいまだかつてない映像再現を実現する31.5型モニター
32UL950-WはDisplayHDR™600対応のIPSパネル採用ディスプレイです。
Thunderbolt3対応のUSB-TypeCポートが2つ付いているので、4Kモニター2台をシンプルな配線で接続するデイジーチェーン接続が可能です。
さらにモニターのフレームが極細の4辺フレームレスデザインが採用されているので、高繊細な映像への高い没入感が演出されます。
ここまでの高性能になってくると、価格も15万円以上とかなり高価になります。
32UL950-Wの基本スペック
価格 | 151,800円 〜 175,000円 |
モニタータイプ | 平面 |
パネル・タイプ | IPS |
モニターサイズ | 31.5インチ |
解像度 | 3840×2160 |
表示色 | 約10.7億色 |
応答時間(ms) | 5ms(GTS) |
リフレッシュレート | 56-61Hz(FreeSync:40-60Hz) |
入出力端子 | USB Type-C ×2、USB3.0(ダウンストリーム) ×2、 HDMI ×1、 DisplayPort ×1、 ヘッドホン出力 ×1 |
スピーカー内蔵 | なし |
モニターアーム対応 | 対応 |
32EP950-B
映画や映像製作の専門家向け有機ELパネル採用モニター
32EP950-Bは有機ELパネル採用のハイエンドディスプレイです。
非常に高性能なモニターとなっており、タイプC対応はもちろん、その他の搭載ポートも豊富。
有機ELのため応答速度も1msと非常に高速です。
様々なガジェットや機材を接続するヘビーユーザーや映像製作者などの専門家向けのディスプレイとなっており、価格は非常に高価です。
32EP950-Bの基本スペック
価格 | 460,800円 〜 498,000円 |
モニタータイプ | 平面 |
パネル・タイプ | OLED (有機EL) |
モニターサイズ | 31.5インチ |
解像度 | 3840×2160 |
表示色 | 約10.7億色 |
応答時間(ms) | 1ms(GTS) |
リフレッシュレート | 60Hz |
入出力端子 | USB Type-C ×1、USB3.0(ダウンストリーム) ×3、USB(アップストリーム) ×1、 HDMI ×2、 DisplayPort ×2、 ヘッドホン出力 ×1 |
スピーカー内蔵 | なし |
モニターアーム対応 | 対応 |
性能比較表
各モニターの性能を比較します。
なお、すべてのモニターの解像度は3840×2160になります。
製品名 | 32UN550-WAJP | 32UN500-W | 32UN650-W | 32UP550-W |
画像 | ||||
価格 | ¥43,500〜49,800 | ¥37,500〜59,800 | ¥58,000〜63,800 | ¥49,980〜58,800 |
パネルタイプ | VA | VA | IPS | VA |
リフレッシュレート | 56-61Hz (FreeSync:40-60Hz) | 56-61Hz (FreeSync:40-60Hz) | 56-61Hz (FreeSync:40-60Hz) | 56-61Hz (FreeSync:40-60Hz) |
入出力端子 | HDMI ×2、 DisplayPort ×1、 ヘッドホン出力 ×1 | HDMI ×2、 DisplayPort ×1、 ヘッドホン出力 ×1 | HDMI ×2、 DisplayPort ×1、 ヘッドホン出力 ×1 | USB Type-C ×1、 USB3.0 ×2、 HDMI ×2、 DisplayPort ×1、 ヘッドホン出力 ×1 |
スピーカー内臓 | あり | あり | あり | あり |
製品名 | 32UN880-B | 32UL750-W | 32UL950-W | 32EP950-B |
画像 | ||||
価格 | ¥79,800〜88,800 | ¥99,800〜126,800 | ¥151,800〜175,000 | ¥460,800〜498,000 |
パネルタイプ | IPS | VA (DisplayHDR600) | IPS (DisplayHDR600) | OLED (有機EL) |
リフレッシュレート | 56-61Hz (FreeSync:40-60Hz) | 60Hz (FreeSync:40-60Hz) | 56-61Hz (FreeSync:40-60Hz) | 60Hz |
入出力端子 | USB Type-C ×1、 USB3.0 ×2、 USB3.0(アップストリーム) ×1、 HDMI ×2、 DisplayPort ×1、 ヘッドホン出力 ×1 | USB Type-C ×1、USB3.0 ×2、 USB(アップストリーム) ×1、 HDMI ×2、 DisplayPort ×1、 ヘッドホン出力 ×1 | USB Type-C ×2、 USB3.0 ×2、 HDMI ×1、 DisplayPort ×1、 ヘッドホン出力 ×1 | USB Type-C ×1、 USB3.0 ×3、 USB(アップストリーム) ×1、 HDMI ×2、 DisplayPort ×2、 ヘッドホン出力 ×1 |
スピーカー内臓 | あり | あり | あり | なし |
4Kの31.5インチモニターのメリット
一般的な23インチまたは27インチモニターと比較すると、31.5インチモニターはサイズが大きく様々なメリットがあります。
31.5インチ | 27インチ | 23インチ | |
横幅 | 約72cm | 約59.6cm | 約50.8cm |
縦幅 | 約40.5cm | 約33.6cm | 約28.6cm |
サイズが大きいので画面内に別々のウインドウを並べて作業することができ、マルチタスクがしやすくなります。
また、4Kモニターは通常のフルHDモニターと比べると色鮮やかで高画質な映像を映し出すことができるので、映画やゲームもより楽しむことができます。
一般的なサイズの4Kモニターの場合、解像度が高すぎるため文字が小さく表示されますが、31.5インチの場合は問題なく表示可能です。
まとめ
LGのモニターは31.5インチ4Kのモニターだけでもたくさんの種類があり、自分の使用目的や必要な性能に見合った商品が選べるようにラインナップが豊富です。
4Kモニターは高価なものが多いので、自分の予算にあった価格と性能のバランスを考え、後悔のないように自分の使用用途に合う最適なモニターを選びましょう。
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